横田夫妻のハワイだより
 横田夫妻、ハワイアン・バンド結成! 本場ハワイの日系二世、三世がその演奏を聴き、感涙にむせんだとか・・・。10月上旬、オアフ島にて。 「日本を知らない二世もいるんです。日本を見せてやりたい」と横田夫妻はどこまでも優しい。


 ハワイ州マウイ島は、オアフ島ホノルル空港経由で国内線に乗り換えカフルイ空港まで30分足らず、人口約8万の地上の楽園である。ハワイ島(ビッグアイランド)に次いでハワイ諸島で2番目に大きな島だが、それでも東西100キロほどのピーナッツ型の島だ。
 日本でもおなじみのカパルア、カアナパリなどの高級リゾート地はつとに有名だが、それよりもかつての捕鯨でにぎわった港町ラハイナ(こちらはホノルルに移る前、州都だった)や、世界最大級の休火山ハエラカラ(海抜3000メートル)などは知るものぞ知る名所である。
 また、特に本土のアメリカ人観光客に大人気なのがホエール・ウォッチングだ。冬場(11月〜3月頃まで)、子連れのゴンドウ鯨が群れ集う様はまさに壮観の一言につきる。
 日系人が多くすむ島中央部のワイルク(ここは高見山<現東関親方>の出身地)や、空港のあるカフルイなど、俗っぽいハワイのイメージとは程遠く、しっとりとした古き町のたたずまいを残していて興味深い。
 近年、アメリカ人やカナダ人が大挙住みはじめたのが島の南方に位置するキへイの町である。長く美しい海岸線と遠浅のおだやかな海が一年中海水浴客をひきつけている。さらにその東に広がる荒地を見違えるように、まるで魔法でも使ったかのように変えてしまったのがワイレア、マケナのリゾート地である。さまざまな小鳥がさえずり、極彩色の花々につつまれた白亜のホテル群、あくまで碧い空と深緑の海、そこに広がる雄大なゴルフ場やテニスコート。ここは、あの遊び好きのアメリカ人が楽園とか天国とか呼ぶ数少ない場所だ。
------と、ここまでは何だか今はやりの女性誌のハワイ情報のようだが、実は小生、このワイレアのコンドミニアム「グランド・チャンピオンズ・ビラ」写真上=Mrs. Yokota、写真下=コンドミニアムからの景色の一室を昨秋購入し、定年退職を機に近い将来住いの拠点をマウイに移したいと考えている。
 数回におよぶ事前リサーチの結果、日常的な物価は工夫次第で日本の半分以下。特にガソリン、電気、食料品などが安い。肉の安さは驚くばかりだし、日本食材も口うるさい事をいわなければ殆ど不自由しない。  日系人(すでに二世の方々は70〜80代)の皆さんの礼儀正しさは特筆ものである。新参者の私たちを暖かく迎えて下さり、別れ際にはいつまでも手を振って別れを惜しんでくれた姿が忘れられない。マウイとはそんなところである。

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Last updated, July 24, 1996 at 12:00 JST.
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