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竹村良子「世界スケッチ旅行」〜ヨーロッパ編 

街角(ロンドンのキングスレイホテルから)パステルF4


 初めての家族旅行は、1970年パリからのスタートでした。ニューヨークでの仕事をすませた私達夫婦は、まもなく廃止になると言われたコンコルドに乗りパリで子供たちと合流、20日間の珍道中を繰り広げました。
 レンタカーのガソリンを入れたとき、レギュラーとハイオクを間違ったことに気付かず高速道路で黒鉛を吐き上げて止まってしまったこともありました。エマージェンシーを頼んでパーキングエリアに引きずって言ってもらったのは良かったけれど、この時現金をほとんどもっておらず(おまけに土曜日)、黙って新しいガソリンを入れてもらった後で「実は・・・」とトラベラーズチェックで無理矢理支払いをすませましたっけ。その後、銀行のある街にたどり着くまで、がりがりになったフランスパンの切れ端を一家でかじって空腹をしのぎました。コックスハーフン、ブレーメン、アンティーブ岬やニース。ザルツブルグでの美しい夕暮れは、今でも共通の想い出として家族の話題にのぼります。
 次々に移動したこの旅のスケッチは、残念ながらロンドンのキングスレイホテルからの一枚だけしか書けませんでした。


ロンドン、パリ、ブルージュから
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ロンドン郊外 小さなホテル 女主人の温かい人柄とスマートな態度。また訪れたい気持ちのイイところ 1993年11月 水彩 F6
川辺のプチホテルではすぐお馴染みになってルームサービスも私の好み、アールグレーのミルクティー?と聞いて下さる。

30°の暑い日 左に見えるノートルダム寺院の塔に鷹の巣が見られた(望遠鏡で) 1994年6月24日 油彩 F8
ベルギー・ブルージュ 水彩 F6
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